まずは香港のピークからの夜景観賞

まずは香港観光の定番である、ピークへ夕方にトラムで登ろうとしたら、ピークトラムの山麓駅は平日だというのに乗車待ちの人で長蛇の列でした。トラム乗車まで1時間待ちとのこと。近年、香港は中国等からの観光客が大幅に増加しているとは聞いていたが、その混雑ぶりに驚きました。

駅構内で乗車の順番を待っている間に日が暮れてしまい、大勢の人間がワーッと乗ったトラムが駅ビルを出た時には、車窓からの眺めは完全な夜でした。ピークトラム山頂駅に着いた後はビルの中をエスカレータで何階も登り、展望台へ行きました。そこからの眺めは「素晴らしい!」の一語に尽きます。ヴィクトリア港を挟んで、こちら香港島側と向こう九龍半島側の灯りが幾百幾千と光っていました。

香港チムトンのクリスマス・イルミネーション

 ピークからの夜景を堪能して車で山を下り、フェリーに乗ってヴィクトリア港を渡りました。九龍半島の海岸沿いのプロムナードを歩いて、今度は香港島側の夜景を向こうに眺めました。高層のオフィスビルや高台にあるマンションなどの光が上へ上へと連なっています。

プロムナードを歩いていくとチムトン地域に到着しました。ここはクリスマス・イルミネーションが有名なところで、例年11月末からイルミネーションが始まります。いくつもの大きなビルの壁面がLEDで飾られます。サンタクロース、雪の結晶、アヒルやイルカ、幾何学模様など、灯りでいろいろな絵が描かれています。屋外でも摂氏18度くらいの快適な温度であり、夜の散歩がとても楽しかったです。

マカオのセナド広場のクリスマス・イルミネーション

マカオへは香港から高速船で約1時間です。街の中心であるセナド広場の建物群は世界遺産になっています。この広場もクリスマスの飾り付けがなされていました。昼の間に主な教会や観光場所へ行き、夕方のイルミネーションの点灯を待ちました。

ところが現地時間で午後の5時半になっても、6時になっても辺りは黄昏程度であまり暗くならずイルミネーションが点きません。この時期、日本では夕方の5時半にはほとんど真っ暗になっているのにと不審に思いました。そして、マカオは標準時の子午線より西にあるのだと気が付きました。また、緯度的にも日本より南にあるから、冬場はマカオの方が夜の時間が短く、真っ暗になる時刻が遅いのだろうと思いました。

イルミネーションがなかなか点かないので、先に夕食をして、三度セナド広場に来ました。今度は、広場中央にサンタクロースの飾り付けが明るく輝いていました。周りの建物や道路の上には無数の白い灯りがキラキラしています。雪のイメージを表しているように思いました。

美味しかったマカオ料理、ポルトガル料理

マカオでは昼食にマカオ料理を、夕食にはポルトガル料理を食べました。マカオ料理とポルトガル料理は相互乗り入れしていて、あまり変わらないのではないかと思いますが、昼に食事をしたレストランはマカオ料理の店、夜に食事をしたところはポルトガル料理の店と銘打っていました。

昼に行ったレストランはホームページに中国語と英語のメニューが載っていたので、そのページをプリントして食べたいものにマーカーで色を塗っていき、それをオーダーしました。店のスタッフが、私のメニュー・プリント持参に興味を持ち、「注文が終了したら、そのマーカーで色の塗られたプリントを欲しい」と言ってきました。快諾して楽しく美味しい食事をしました。

食べたもので印象に残ったものは、塩漬けタラのコロッケ、日本の焼き魚とほとんど同じのイワシの塩焼き、ご飯の中に細く切られた家鴨(あひる)の肉が入っているダックライス、そしてデザートのセラドゥーラでした。セラドゥーラは柔らかめのビスケット生地とアイスクリームが何層にも重ねられたもので、特に気に入りました。

夕食はポルトガル料理の店ですが、学生のように若いウェイターが嬉しそうに日本語で話しかけてきました。どこで日本語を習ったのですかと聞いたら、アニメの『ドラえもん』で勉強したとのことです。クール・ジャパンの力をマカオで実感しました。

ここで食べて記憶に残ったのは、車えびのニンニクバターソース、カレー味でスパイシーなアフリカンチキン、ポルトガル式の魚煮込み料理、デザートの超特大スフレでした。特に気に入ったのはアフリカンチキンでした。